J. M. Boillot & Louis Jadot
今回はこちら。
J.M. Boillot Rully Melx Cadot 2003
Louis Jadot Puigny Montrachet Le Combettes 1998
まずは、Rullyから。
色はこんな感じです。
飲んでみました。決して、美味しくなくはないのですが、何かが足りない。果実味も旨みも十分、香りも熟成したシャルドネの香りです。しかし、酸が足りないというのでしょうか。飲んだ際の、後味がイマイチですね。
折角なので、比較対象で、こちらも開けてみました。
色はこんな感じです。
こちらも、十分熟成しており、良い香りがします。
飲んだ感じは、これはやはり酸なのでしょうか、後味すっきり。余韻はありますが、変な感じが残らず、とても美味しいです。
勿論、値段の差もありますし作り手も異なるので、一概には何とも言えませんが、同じプルミエクリュにも関わらず、これだけ、差があるものなのかと思います。
高くても、外れるワインもあれば、こうやって明らかに値段の違いで歴然とするものもある。なかなか難しいですね。
因みに、両者とも翌日にも飲んでみましたが、Le Combettesは更に落ちるどころか、良くなっていました。