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Lionel J Bruck

Lionel J Bruck     Aloxe Corton 1961

Lionel J Bruckという聞いたことのない、作り手なのかネゴシアンなのか?良く分かりません。それも、村名の1961。何と45年前です。

これが、まだ飲めるのか。たまたま、見かけたので、一本買ってみました。

 

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中身の色はこんな感じです。思ったより若々しい?色をしています。

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飲んでみましたが、普通に飲めます。やや果実味も残っており、まだまだ十分に行けます。というより、とげとげしさが全くなく美味しいです。昔のブルゴーニュワインはこういう作りだったのでしょうか。とても、45年も経過したワインとは思えません。コルクの状態も悪くありません。

 

もう何本か買っておけば良かったと後悔しました。

 

Louis Jadot

続いて、こちらです。

Louis Jadot   Ruchottes Chamberting  1996

グランクリュです。ちょうど、飲み頃でしょうかね。

アメリカ正規代理店のKobrandのラベルで期待が持てます。

 

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色はこんな感じです。とても美味しそうです。

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という訳で、飲んでみましたが、これが期待外れ。どうも、全体的に薄っぺらい。

え? ほんとにグランクリュ? って感じです。

値段はグランクリュ、味は1/5以下って感じですかね。

グランクリュは当たると素晴らしいのがあるのですが、外れた時は期待が大きいだけに悲しいですね。しかも、払った値段を考えると。。。。

 

まぁ、ワインは一期一会なんていいますが、皆さんはこういう時はどう自分を納得させるのでしょうか。この程度なら、あれかもしれませんが、それこそうん十万円も出したワインにガックリとかなると。

 

しかも、平気でワインを売ってる人たちは、飲み頃が難しいとか、ワインは一期一会ですなんて言っていますが。。。。どういうもんなんでしょうか。

 

一応、半分ほど残して、次の日に飲んでみましたが、余計薄っぺらくなっていました。ピークを過ぎてしまった感じではないのですが、どうもダメですね。残念でした。

 

J. M. Boillot & Louis Jadot

今回はこちら。

 

J.M. Boillot       Rully Melx Cadot 2003

Louis Jadot      Puigny Montrachet  Le Combettes 1998

 

まずは、Rullyから。

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色はこんな感じです。

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飲んでみました。決して、美味しくなくはないのですが、何かが足りない。果実味も旨みも十分、香りも熟成したシャルドネの香りです。しかし、酸が足りないというのでしょうか。飲んだ際の、後味がイマイチですね。

 

折角なので、比較対象で、こちらも開けてみました。

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色はこんな感じです。

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こちらも、十分熟成しており、良い香りがします。

飲んだ感じは、これはやはり酸なのでしょうか、後味すっきり。余韻はありますが、変な感じが残らず、とても美味しいです。

 

勿論、値段の差もありますし作り手も異なるので、一概には何とも言えませんが、同じプルミエクリュにも関わらず、これだけ、差があるものなのかと思います。

 

高くても、外れるワインもあれば、こうやって明らかに値段の違いで歴然とするものもある。なかなか難しいですね。

 

因みに、両者とも翌日にも飲んでみましたが、Le Combettesは更に落ちるどころか、良くなっていました。

 

 

Chateau Neirac

今回はこちら。

Cahteau Neirak 1985

大好きなソーテルヌ(正確にはバルザックになるんですかね)のオールドです。

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色はこんな感じです。光の加減でしょうが、色が薄く写っていますが、実際位はもっと濃い琥珀色です。

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飲んでみますが、熟成しており、とてもまろやかですね。でも、まだ酸味も残っています。

個人的に熟成したソーテルヌは大好きなのですが、意外とこうなると、何にでもあう気がします。チーズであろうと、肉であろうと、何でもござれって気がします。単に私が、味音痴なだけかもしれませんが。

しかし、結構見つけるのが大変なんですよね、熟成ソーテルヌ。また、赤ワインとは違った意味で重たいので、飲みすぎないのも良いですね。

 

Louis Jadot

今回は、こちら。

Louus Jadot     Beaune Clos Des Ursules   2003

正規Kobrandラベルです。何本か纏めて買った中の、最後の一本です。

個人的にルイジャドのワインは好みです。ネゴシアンものであろうと、ドメーヌものであろうと、当たり外れが少ない気がします。

勿論、外れる事もありますが。。。。あくまで確率の問題です。

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色はこんな感じです。

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飲んでみました。あれ? これは、アマローネか? という感じです。

とても、ピノノワールとは思えない味です。

冒頭に、当たり外れが少ないと書いたばかりですが、早速外れでした。それとも、単に保管状態が悪かったのか。おそらく、後者のような気がしますが。

 

 

 

Primo Palatum

久しぶりの更新です。なかなか忙しく、アップする時間がなかったので、幾つかまとめていきます。

今回は、こちら。

Primo Palatum   Cahors   1997

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色はこんな感じです。

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Cahorsのワインはなかなか、若い頃はタンニンが強いので苦手なのですが、20年の熟成を経ていますので、どうでしょうか?

結論から行きますと、素晴らしいですね。ほぼ、渋みはなくなっており、ツルリとした液体になってきています。

勿論、ブルゴーニュワインとは全くの別物ですが、これがあれば高いボルドーワインなんて要らないんでないの? と思ってしまいます。

まぁ、個人的にボルドーワインがそれ程好きでないってのもありますが。。。。

 

Anne Gros

本日は、こちら。Bourgogne Hautes Cotes De Nuits Cuvee marine 1999 by Anne Gros。ご存知Anne Grosの白です。ラベルのデザインが今のものと違いますね。個人的には、現在のものよりもこちらの方が好きですね。1999年のリージョナル、もうダメかなと思いましたが、全然問題ありません。非常に綺麗に熟成しています。流石は、人気の作り手ですね。しかし、最近は益々人気のようで随分と値段が上がっています。ちょっと、あの値段なら他の作り手の一つ各上のワインを買う方が良いような気がします。良く、クラスを超えたとか、といううたい文句のワインを見かけますが、大半は値段もクラスを超えていますので、ある意味当たり前ですね。同じ値段を出すなら、最初からより上のクラスの値段を買えば済む事なのではないかと、個人的には思います。

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こんな感じで、まだまだ若々しい色をしています。とても美味しかったです。もう一本あるのですが、同じような状態でしょうか。やはりこのクラスの1999ですから、あまり大きな期待はしない方が良いのでしょうね。

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